※あまりにもとっちらかった記事だったので書き直しました。
相変わらず監督業に勤しんでいる。
とはいえメインはプロディーサー業務なので、アイドルたちを取り巻く環境に振り回されながら、彼らの奏でるアンサンブルに胸を高鳴らせ、涙を流し、時に成長にむせび泣きつつ公式からのお知らせに「スッ…」と財布を取り出す日々。
同世代よりだいぶ感情の起伏激しいオタク特有のジェットコースターメンタルで毎日をエンジョイしています。
そんな忙しい日々()の合間を縫って、エーステ秋冬公演を鑑賞しました。
鑑賞したと言ってもハマった時点ですでに現地チケットの販売は終了。
当るだろうと思い申し込んだライビュすらもお断りされてしまった。出禁かな?
己のチケ運の悪さを呪いながらツイッター巡回のお仕事(素人歓迎)をしていたところ「凱旋公演の大楽をDMMでライブ配信するよ!!!」という神通達が。
ねぇ、本当に監視してない????ありがとうございます!!!!
真面目にツイッター巡回の仕事をしていてよかったと、自分の勤務態度に感謝しきりである。
春夏公演同様にパセラ大先生を予約。
貸出機器にAppleTVも忘れない。
二回目にしてこの手馴れっぷりと調子に乗っていたら、当日ミラーリングが出来ないというトラブルに見舞われる。
店員さんと共に最新家電(でもない)に翻弄されながらなんとか開演五分前にはドリンク片手に待機する事が出来た。まじでよかった。
ようやく本題の感想です。目次はこちら。
※公演内容のネタバレ、キャスト陣への個人的印象・雑感が入ります。
☆構成と演出
左京さんによる前回までのあらすじ後、オープニングを経て一幕へ。
構成は春夏同様に一幕が秋組で二幕が冬組。
今回はact.1完結という事もあり、劇団員・裏方組に加えてGOD座が参戦。
少しだけど劇中劇としてGOD座の舞台が観られたのが良かった!(後述あり)
☆秋組
摂津万里(水江 健太さん)
サイトでビジュアル見たときから思ってたけど、めちゃくちゃ摂津万里。
ツイッターで見かけるたびにRTしては「顔がいい…」とつぶやいていました。
これだけ顔が良くて頭もよければ、そりゃ人生イージーモード…鼓動のBPMあげてこ(???)
わたし自身向上心があまりなくてマイポートレートがA3(紙のサイズ)一枚も埋まらないくらい薄っぺらい人間なんですけど、それに対してあまり何かを思った事がないので(思えよ)イージーモードな人生に葛藤を抱える万里くんは偉いなぁと。
生まれもった熱量を上手に発散できずもがいているところが高校生らしくてかわいい。
兵頭十座(中村 太郎さん)
全体的にガタイがいいイメージの万里君に対して、すらっとした十座くん。
同じ高身長でも万里くんと違ったスタイルの良さで、並んだときの対比が素晴らしい。
腰が細い!スタイルがいい!
ランスキーのタイトな衣装がとっても似合ってた。
ふとした表情が優しくて、笑うと少し幼くなるのが十座くんらしくてかわいい。
七尾太一(赤澤 遼太郎さん)
遼太郎くんの笑顔がさ~~~~大好きなんですよね~~~~~~!!!!
太一をやると聞いて「似合う!!!!」と叫びました。
あの無邪気な笑顔の裏でどれだけの葛藤を抱えていたのかと思うと…太一が笑うたびに胃の上あたりがキリキリした。
ずっとニコニコしていた太一がぐしゃぐしゃになって「舞台に立つ資格がない」って泣くのがしんどくて、辛い。
人生を意味を切望した万里くん。
演劇に焦がれた十座くん。
親友の夢を背負う事を決めた臣くん。
掴めなかった過去に再び手を伸ばす左京さん。
みんなが太一の思いを理解できるから、みんなが太一になる可能性があったから。
そんな秋組だから、ただ許すんじゃなく「認めさせてみろ」と太一にチャンスを与えられたんだろうと思う。
「秋組の七尾太一だ!!!!!!」って言いきった太一の鼻をピッてやる万里くんがめっちゃリーダーしててかっこよかった。
ピカレスクパートでは病弱な弟・ベンジャミンから七尾太一のモノローグの切り替わりが素晴らしかったです。
古市左京(藤田 玲さん)
前回から続投で安定感のある左京さん。
質素倹約ソングはお笑いパートでよろしいですね??
いい声で高らかに歌ってるのにダンスがぎこちないところに左京さんを感じた。
藤田さんの鍛え上げられた肉体であのPTAみたいな練習着だからぴっちぴちで…トッテモステキデシタ。
ひったくりのパートで監督さんの鞄(ドピンク)を持ってたのが面白かった。
それなのにさ~ピカレスクの衣装になった途端めちゃくちゃかっこいいのズルい。
これだから!!!
大人は!!!!!!
厚みのある藤田さんの体格にカポネの衣装、大変よくお似合いでした。えろい。
伏見臣(稲垣 成弥さん)
臣くんでかっ!!!!!!
万里くんも十座くんも身長あるはずなのに、それより大きい…よく見つけてきたね…。
常に一歩引いてメンバーを見ている立ち位置が臣くんそのものでした。
と、割とほのぼのした気持ちで見ていたんですが、ピカレスクパートの臣くん怖い。
あの身長で悪役…似合いすぎてこわい…あれは綴くんも悪役やらせたくなる。
体格がよく舞台映えするメンバーが集まっているので、並ぶと圧巻!
ゲーム内の公演曲「一夜限りの相棒」を全員で歌うラスト、とてもかっこよかった。
メンバーの年齢幅が広がるとこれだけ見せ方の幅も広がるんですね。
背中を預けた仲間とのアクションが売りの秋組。
求める思いが強いほど、人は人を羨み、時に妬んで葛藤する。
そんな心の弱さを知っていても傷を舐め合うことなく高め合える、信頼で繋がった組でした。
☆冬組
月岡紬(荒牧 慶彦さん)
荒牧さんの出演作はあんステしか存じ上げないんですが、彼は「ファンが再現してほしいこと」への理解がすごい人だなぁと思う。
紬くん特有のイントネーションだったり、繊細ながら頑固なところだったり、伏し目がちな佇まいだったり、そういう小さな所作のぜんぶが月岡紬を作っていた。
無限人形抱きしめて「かわいい」っていう紬くんがかわいいよね。わかるよ。
高遠丞(北園 涼さん)
ただの高遠丞。
常に不機嫌な雰囲気や、紬くんを見て忌々しそうにする顔とか。
無限人形に振り回されてうんざりしてイライラしているところとか。
もう全てが高遠丞でしかなかった。
あんな雰囲気がデフォって、紬くんも委縮するわ…。
めちゃくちゃ嫌がりながら無限ダンス踊ってるところが微笑ましかった。
御影密(植田 圭輔さん)
植田さん、有名な方ですよね。
お名前だけ知ってました。
常に眠たそうにポヤポヤしてるところがめちゃくちゃ密くんで、あれは誉もお財布持たせちゃうよぉ可愛い…と思いながら見てました。
誉の手にあるマシュマロに向かってぱくってジャンプする密くんとってもかわいい。
可愛いけど、ジャンプ力すごいね?!
身体能力おばけその2。歌がめちゃくちゃお上手でした。
密くんが歌いだした瞬間、友人と「うまっ!!」ってなった。
そのギャップも密くんらしくて、キャスティングしてくださった方ありがとうございます欲しいものあったら教えて?
有栖川誉(田中 涼星さん)
動きがうるせ~~~~~~~~!!!!!
誉がいるぞ~~~~~~~~~~~!!!!!
高身長で手足が長いモデル体型を余すことなく使い、全身で話すので、存在がうるさい。(ほめてます)
動きが機敏でテキパキしてて「あ、これは部屋を一日でリフォームできる誉だ」と思った。
まごころルーペの演出はあれで良かったのかといまだに咀嚼できてないよ可愛かったけど。
雪白東(上田 堪大さん)
もとから知っている数少ないキャストの中で一番驚いたのが彼。
だってあんステでは漢の中の男・大将を演じてたのに!
化けるな〜メイクとウィッグすごい。
鼻筋が通ったきれいなお顔立ちなので銀髪も似合う~~!!!
個人的に東さんはもっと華奢なイメージだったので、「ちょっと体格よすぎるかな?」と思ったんだけど、ごめんね、そんな事なかった。(通算三回目)
「丞がGOD座の人といるところ、見ちゃったんだよね」のとこ、言い方に女子特有のねちっこさがあってとてもよかった。(※雪白東は男です)
冬組のストーリーはちょっとしんどい。
こちらもそれなりに歳を重ねた大人なので、大人になったからこそ出てくる「臆病さ」を突いてくるこのストーリーは、食傷気味になるくらいには胸に来る。
劇中劇パートの衣装がどれも原作通りで、羽を軽量化させつつボリュームを出すのは大変だったろうなぁ幸くんすごいなぁと感動しきりだった。
密くん演じるウリエルが「ずっと三人一緒だったんだ」って言ったときの涙が切なくてちょっともらい泣きした。
言葉の裏に感情を隠すシリアスが得意な冬組。
痛みを知っている大人だから踏み込めない心の領域はあるけれど、独りは寂しい。
だから、寄り添って手を差し伸べながら『一人同士』で共に歩んでいける。
『運命』なんて儚い言葉を本当にしてくれる、やさしさに溢れた組でした。
☆GOD座
神木坂レニ(河合 龍之介さん)
顔の圧がすごい。存在感もすごい。コミカルとシリアス両方を担っていた。
こんなレニさんに脅されたら太一も逆らえない…秋組太一を頼むぞ…
飛鳥晴翔(伊崎 龍次郎さん)
舐めてました。晴翔があんなに動けるとは。
丞と共にGOD座のトップを張っている実力は伊達じゃない。
あれ、ワイヤー使ってる…?重力なかったよね?
それくらい身軽にアクションをこなしていて、繊細な冬組との対比が明確でとてもよかった。
単独主演でも文句は言わせない、晴翔の気迫とプライドに溢れた舞台だった。
☆春夏組兼アンサンブル
皆木綴(前川 優希さん)
今回も素敵な脚本とキレのあるツッコミ、お疲れさまでした!!!
次は主演だね。前川さんの綴くん、とても好きなので楽しみ。
女装でめっちゃノリノリだったけど、ストレスたまってるんだと思うよしっかり休んで。
茅ヶ崎至(立石 俊樹さん)
安定の顔の良さ~~~~ありがとうございます。
たるちモードが見られたのが嬉しかった。ちょんまげ可愛い。
あと、あの、丞ファンクラブ(?)の女装もっとよく見せて???
ブロマイドある???出さない????君なら絶対売れるよ?????(悪徳スカウト)
向坂椋(野口 準さん)
十座くんとの絡みが観られたのよかった~~!!!
幼馴染とってもかわいい。自分のせいで相手の評価が下がる心配をするところ、本当に似た者同士でかわいい。
スカイ海賊団コンビ、単独公演も期待しています!!
斑鳩三角(本田 礼生さん)
女装めっちゃノリノリギャルしてて笑った。
めちゃくちゃ声真似うまいね?!え、声真似ですよね?本人?
シトロンも幸くんも声だけ本人かと思った。器用だなぁ。
相変わらず細かいところは解釈違いなんだけど、総体的には許せる。(何様)
☆裏方組
松川伊助(田口 涼さん)
支配人が出てくるとちょっと安心する。
迫田ほどコミカル全振りでもなく、雄三さんほど引き締めるわけでもなく、適度に息抜きをさせてくれる感じ。
左京さんにガミガミされて「ひぇ~」ってなるのかわいい。
迫田ケン(田内 季宇さん)
シリアスをコミカルに変えてくれる安心感のある迫田。
今回も「アニキ大好き!!!」を全身に漲らせたかわいい迫田でした。
おいしいエビフライご馳走してあげたい。
鹿島雄三(滝口 幸広さん)
支配人・迫田・左京さん同様安定ですね。
出番は少ないながら、雄三さんにアンサンブルにと舞台を盛上げてらっしゃいました。
★まとめ的な
たっぷり見応えのある舞台だった。
相変わらずちょいちょい演出と喧嘩するんですけど(ほんとあの音どうにかして)、音楽とキャストの皆さんの再現度が好きだからか「エーステ観たいな~~~」ってなるんですよね。
春組単独公演のチケット戦争は無事に完全敗北したので、ぜひまたライブ配信して頂きたいです。
まぁ大楽の日はすでに仕事が入っているのでオンタイムでは見られないんですけど!
春組単独までにはアリスとねじまきを履修したいけど、まだアリスしかスト回収できていない…新人監督に救済措置をください…。
誰に頼めばいいんだ…左京さんか。金を積もう。(賄賂)