色々あった、何もなかった2020年もラストひと月ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
わたしは相変わらずほぼ在宅で引きこもり生活をしています。
我が家にはこたつがあるので完全に””””””勝利””””””です。(ドヤ顔)
11月は漫画をメインにちまちま読んでいたので、今回は漫画多めです。
そんな本日のラインナップはこちら。
※作者の敬称は省略させていただきます。
小説
地獄の沙汰もメシ次第/中村楓希
おすすめに毎回出てくるのでサブスクで借りてみました。
事故で亡くなった養父の地獄行を覆すために地獄まで殴り込みに行った娘の話。(大体あってる)
期待以上に面白く、想定外に泣いた。
強欲な羊/美輪和音
羊というキーワードで物語が綴られる女たちの欲望渦巻く短編連作。
米澤さんの「儚い羊たちの祝宴」を髣髴とさせる、好みの一冊でした。
続編(?)が出ているようなのでそちらも読みたい。
芦屋ことだま幻想譚/石田空
兵庫県の芦屋を舞台に、ハウスキーパー派遣会社に勤める主人公と「ことだま」が生み出す怪異(言禍/ゲンカ)の相談屋を副業にする作家のお話。
SNS特有の攻撃性や盗作の話など、現代だからこそ生まれた言葉の禍もあって面白かった。
天神様の突撃モノノケ晩ごはん/烏丸紫明
生い立ち故に一人を選んで生きてきた主人公と、天神様(とモノノケ達)が同じ食卓を囲みながら心を開いていくお話。
主人公こだわりの土釜で炊いたご飯やお惣菜の描写がとても美味しそう。
不器用で臆病な主人公を見守る天神様たちも優しくて、心がほぐれる一冊。
京都上七軒あやかしシェアハウス/烏丸紫明
ある日突然妖が見えるようになってしまった主人公が、あやかし専用のシェアハウスの管理人をしながら妖と自分への理解を深めていく話。
上に出ている京都上七軒~はこちらのスピンオフだと知って読みました。
食通なシェアハウスのオーナーが好むお漬物屋さんや和スイーツ等、出てくるお店が実在のお店なのでめちゃくちゃ京都に行きたくなる。
准教授・ 高槻彰良の推察(5巻)/澤村御影
いよいよ深町くんが触れた怪異の真相に迫ることになった5巻。
深町くんの騒々しい大学生活が彼にとって大切な物になっていて嬉しい。
次は彰良先生の怪異の話になるんだろうけど、深町くんが怒るほど優しすぎる彰良先生が辛い目に合うの、それが彼の望んだことであっても辛すぎるから大量のマシュマロ入りのココア用意して待ってます。(待ってるんかい)
extraが優しくてあったかくて、ますます瑠衣子さんが好きになった。
kindleサブスクで1巻読めるから読んでくれ。頼む。
漫画
死役所(1-10巻)/あずみきし
10巻までサブスクに来ていたので読みました。
誰にでも訪れる「死」ですが、それは望んだものだったり理不尽だったり、原因があったりなかったり…訪れるという前提では平等でも、そこに至る理由は平等ではないんですよね。
鉱物願望シリーズ(全4巻)/守田うせき
「死んだら一片の鉱物になる」をコンセプトに綴られる物語。
切なく、甘く、優しく、悲しく、そして美しい。
話は繋がっておらず、どの話から読んでも大丈夫です。
kindleサブスク対象なので、気になるものから是非読んでほしい。
もし最期の先に鉱物になれるなら、わたしはどんな鉱物になるんだろう。
トナリはなにを食う人ぞ ほろよい(4.5巻)/ふじつか雪
紙媒体で購入していた続きをkindleで購入して読みました。
いつ見ても仲がよろしくて大変結構。ごちそうさまでございます。
楽しい同棲ライフも良いですがはよ結婚せい。 (結婚前提のお付き合いです)
そうしそうあい(6-10巻)/りべるむ
こちらも紙の続きをkindleで購入しました。
たちみきがね~~~~~~~~好きなんですよね~~~~~~~~~~~。
みきちゃん好きそうでしょ、そうです大好きなの。(しらん)
たくも好きだから無理が見えると胸がぎゅっとなる。
話の構成相変わらずわけわからんとこあるけど全体的には好きなので買っちゃう読んじゃう。
三千世界の箱庭づくり/新國みなみ
世界を作る神様と、そのシモベたちの物語。サブスク対象。
何もできなくて存在意義を問われる主人公クレコ。
何もできなくても存在することに意義があるという神様。
「何かをしたい」ともがいた先に価値を見つけられることもあるよね。
ガンニバル(1-3巻)/二宮正明
タイトルと表紙から勝手にバトロワ略奪ゲーム的な話だと思ってたら違った。
ここまでの猟奇的じゃないにしても、「田舎」の閉塞感と監視社会はあるよね。
数年前のブームの時は気になりつつ乗れなかったんですけど、期間限定で10巻まで無料公開していたので読みました。
雪男くん絶対闇落ちしちゃうやつじゃん…どう?(読め)
まだ連載中らしいので、完結したら読みたいリストにリスイン。
こちらも期間限定無料で読みました。
夏目友人帳を思い出す空気感のお話ですね。
15巻まで出てるらしいけど、どう展開していくんだろう…。
味噌汁でカンパイ(1-3巻)/笹乃さい
孤食の幼馴染の家に押しかけてお味噌汁を作って朝ごはんを一緒に食べる話。
両片思いの2人が可愛い。お付き合い吹っ飛ばして結婚しろ。
サチのお寺ごはん(1.2巻)/かねもりあやみ
発売当初1巻読んでいて、サブスクに来ていたので読みました。
滋味深い丁寧なごはんが食べたくなるよね。
続きを買うか悩み中。
酒と恋には酔って然るべき(1-5巻)/はるこ
日本酒大好きOLが酒飲んだり恋したり酒飲んだり酒飲んだりする話。
自分自身が恋愛体質じゃないので、あまりその要素が強いとオエってなるんですけど、日本酒の紹介も話のテンポもよくて買ってしまった。1巻のみサブスク対象。
でもわたしの飲み方的に日本酒は確実に太るので覚えずにいたい。
ねことわたしとドイッチュランド(1巻)/ながらりょうこ
喋るねこのむぎくん(かわいい)とわたしのドイツ生活。1巻のみサブスク。
作者が実際にドイツ在住らしく、エッセイのような感じなのかな。
むぎくん(かわいい)の存在が程よくファンタジーでリアルだけど空想のような不思議な空気感。
こちらも1巻のみサブスク。気になってたので読めて嬉しい。
主人公とヒロイン設定のせいかホーンテッドキャンパスを思い出した。
話のテンポが好きだし完結しているらしいので続き購入するか悩み中。
★まとめ的な
漫画を一気読みしたときって、謎の快感がありませんか?
達成感というか、何なんだろうあの一気読みならではの高揚感。
一巻ずつ追うのもそれはそれでリアルタイムの良さがあるんですけど、わたしはどちらかというと一気読みの方が好き。
それに加えて「完結しない商業作品は商品として駄作」という持論があるので、小説でも漫画でも、風呂敷を広げて完結できないものはどんなに良作でもお金を払いたいと思えないんですよね。
わたしは時おり「完結したら読みたい」というんですが、そういうことです。
今もリアタイで追っている作品が小説・漫画ともにいくつかありますが、完結してもらえるのかいつもハラハラしています。
めんどくさい読者だな!!!わたしもそう思う!!!
「完結したら読みたいリスト」と「完結を願うリスト」が減っていくことを願いつつ、引き続き良書と出会えることを楽しみにしています。
なにかあればこちらから。
質問感想壁打ちお悩みなんでもどうぞ📮
— はるき🌏👾💕 (@hrk_24l7) 2020年1月24日
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