1月読んだもの

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先月のまとめで、読んだものまとめのアイキャッチカラーは「カラー・オブ・ザ・イヤー」で選ばれた色を使用しているというお話をしました。

2021年はトレンドカラーが2色選ばれましたが、明るい太陽の光という意味を込めて選出された「イルミネイティング」の方をアイキャッチカラーに。

今年2021年の読んだものまとめ記事はこちらのカラーと共にお送りします。

よろしくね。

 

本日のラインナップはこちら。

  

小説

暗黒の羊/美輪 和音

11月に読んだ強欲な羊の続編です。

前作で都市伝説と化した羊目の女が引き続き出てきます。

一人歩きした都市伝説が実体をもって新たな惨劇を生む…前作とリンクしているお話もあり、おもしろかったです。

暗黒の羊 強欲な羊 (創元推理文庫)

暗黒の羊 強欲な羊 (創元推理文庫)

 

 

カフェ飯男子とそば屋の跡継ぎ/喜咲 冬子

カフェ開業資金を持ち逃げされた主人公が、偶然出会った同級生のそば屋で働く話。

イケメン、ご飯もの、幽霊物…書きたいやつ全部詰め込みました!って感じ。

「こういう話が好きなんだろうなぁ」というのは分かるんだけど、詰め込み過ぎて結局何が書きたかったんだろう…と思ってしまった。

 

恋する金曜日のおつまみごはん/栗栖 ひよ子

仕事はバリバリこなす美人だけど実は干物女の隣に住んでいたのは、自炊上手なイケメン後輩男子でしたっていうよくあるやつ。

ごはん系ラブコメ飽和しすぎだし干物主人公多すぎ~!!!!

ご飯描写が美味しそうな本、好きだからまぁ読んじゃうんですけど。

何だろう、こういう系の小説が軽視されるのも仕方ないよねという気持ちになる。

 

道後温泉 湯築屋 暖簾の向こうは神様のお宿でした/田井ノエル

先祖代々神様の湯宿を経営する巫女一族に生まれたJKヒロインと、その湯宿の神域を納めるお稲荷様とのラブコメ

妖ものもめちゃくちゃ多いですよね。まぁ好きですけど…。

道後温泉に行きたくなりました。

 

あやかしトリオのごはんとお酒と珍道中/桔梗 楓

毎回おすすめに出てくるから借りました。

妖系とご飯系ばっかり読んでいたので、そりゃ出てくるよね。

みんなご飯作ってくれるイケメンと暮らしたくて仕方ないのね…。

 

ヘタレな俺はウブなアラサー美女を落としたい/兎山もなか

表紙をこう森さんが描かれているという事で読んでみました。

久しぶりに妖物でもご飯物でもないラブコメ読んだ気がしますが、代わりにお酒の話が出てきます。

拗らせアラサーと大学デビューのチャラ真面目大学生のお話。

どっちも拗らせてはいるけどかわいかったので、もし続くなら読みたい。 

 

阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし/阿佐ヶ谷姉妹

セールになっていたので購入しました。

本当にのほほんとしたエッセイで、だらだらしたいときでも読める。

書き手が二人なので読み慣れるまでちょっと読みにくいけど、そもそもそんなに気合入れて読む内容じゃないので気持ちが楽。

 

家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった/岸田 奈美

Twitterで「全財産を使って外車買ったら、えらいことになった|岸田 奈美」というnoteがバズっていた岸田さんのエッセイ本。

元々noteで書いていた物に加筆修正をした本なので、すでに読了しているエピソードもいくつかあったんですが、それでも笑っちゃうし泣けるから「読ませる文章」を書ける人すごいなぁ。

 

漫画

約束のネバーランド(全20巻)/白井カイウ出水ぽすか

(勝手に)冬休みの課題図書でした。

紙媒体で10巻辺りまで購入して止まっていたので、完結を機に続きをkindleで購入して一気に読みました。

エマ達がクリアしなければならない課題が明確で、クリアしても短スパンで次から次へと「生き抜くため」のミッションが出てくるので展開が早くて中弛みもなく最終話まで駆け抜けた印象です。

正直、ノーマンにもエマにも納得していないんですけど!!!!!

ノーマンについてはエマとレイが言いたい事言ってくれたからいいとして。

エマ~!!!!

おまえ!!!!全くもう!!!!!!

エマの選択には言いたいことがありまくりなんですが、最終巻の表紙見ちゃったらさぁ。

みんな笑ってるからいいやってなっちゃったよね。

 ゆるキャン△(既刊11巻)/あfろ

アニメ2期放送開始おめでとうございます!

サブスクで5巻まで対象なので読み直したらやっぱり面白くて大好きなので、全巻まとめ買いしました。

ゆるキャン△の「一人もグループも尊重する」ところが心地よくて好き。

誰も傷付いたり死んだりしないしね…。(傷を抱えたおたく)

 

BEASTARS(22巻)/板垣巴留

完結おめでとうございます!

たった一匹の小さなウサギに恋をして、彼女を追いかけていたら世界を変えてしまったハイイロオオカミのお話だった。

話がどんなに壮大になってもきな臭くなっても、変わることなく最後まで。

レゴシくんの、ハルちゃんの、ルイ先輩の、この世界に生きとし生けるあらゆる獣たちの、青臭くて意地っ張りで気高くて眩い、青春群像劇。

物語の最後はハル、だね。

 

ブルーピリオド(9巻)/山口つばさ

八虎の器用さって「努力」に基づく器用さだから、本質としては努力家で。

でも八虎はその努力を当然のこととしてこなしているし、実際器用なのも事実だから、ぱっと見「器用で愛され体質のチャラい奴」に見える。

世田介くんが「何でも持ってるくせにこっちくんなよ」っていう気持ち、わかる…。

対比のように描かれてきた2人がどうぶつかっていくのか楽しみ。

そしてアニメ化決定おめでとうございます!!!!!!

美術に関して無知だから映像で見れるの嬉しい。 

 

明日のふたりもそれなりに(既刊4巻)/すずゆき

1巻サブスクで面白かったので買いました。

同棲カップルの日常の話。仲良しだしお互い大好きだけど少女漫画みたいな劇的展開は一切なく、淡々と仲良しなふたりの日常が描かれています。

よつばと!とか日常系が好きな人はたぶん好き。わたしは大好き。

 

顔だけじゃ好きになりません(既刊1巻)/安斎かりん

Twitterで1話が流れてきて読んだら面白かったので買ってみた。

う~ん、花とゆめ。少女漫画です。(そうです)

絵柄が好きなのでたぶん続刊も買う。

 

★まとめ的な

読みたい本がなかったので、最近はおすすめに出てきたものを借りて読んでいたんですが、似たような話ばかり読んでると批評家気取りになってしまってダメですね。

いったんリセットしようと思います。

そして、上記には入れていないんですが

地獄楽完結&アニメ化決定!!

おめでとうございます!!!!

最終話が更新されるまで疑心暗鬼に苛まれていたんですが、とても、とても、とてもよかった…。

完結が喜ばしいのと同時に寂しさもありますがアニメ化もしますし、漫画界一信頼している松井優征先生の新連載も始まりましたし、愛してやまないうちの執事シリーズの番外編も発売予定なので、楽しみがたくさん待っていて嬉しい。

2月も良書と出会えますように!

 

uso-kawa.hateblo.jp