9月読んだもの

f:id:uso_kawa:20211021101618p:plain9月とか遥か昔の記憶よ…。

もう11月ですが、とりあえず9月読んだものまとめから。

本日のラインナップはこちら。

 

 

エッセイ

世界をひとりで歩いてみた/眞鍋かをり

一人旅をしたことがない筆者の、初めての一人旅から慣れてきたころのトラブル、旅先の出会いや楽しみ方までをリアルに綴った一冊。

眞鍋さんといえば、会話のように軽快で臨場感のある文章が魅力の初代ブログの女王

その眞鍋さんのブログ力が生きているエッセイだなぁと思います。

引きこもりで衛生と水回りに不安のある場所にはできれば行きたくないわたしですら、ちょっと旅って楽しそうだなと感化された。

「おいおいちょっと危なすぎんか!」とハラハラする場面も含め、楽しめる一冊でした。

 

漫画

僕のヒーローアカデミア(1‐31巻)/堀越耕平

紙媒体で途中まで購入しており、電子に切り替えてから止まっていたので読みました。

は~~~~ヒロアカ面白いね…。(今さらも今さら)

「ヒーローシステムの矛盾の果てに生まれたのが死柄木弔」というところで嗚咽しながらスタンディングオベーションしました。

ヒーローを活躍させるため、敵に深みをもたせるためにそこを描くあたり、ルーツにアメコミを感じる。

 

ゆびさきと恋々(新刊5巻)/森下suu

桜志~~~~~~~!!!!!!

自覚して名前が付くことで楽になることってあるよね。

小さい頃から抱えていた繊細なその感情に、一般的でありふれた「好き」という言葉を当てはめたくない気持ちもわかる。

好きって言葉は便利な分、ともすれば、とても軽いから。

意地を取っ払って「好き」を受け入れた桜志くんがどう関わってくるんでしょうね。

逸臣さんと雪ちゃんだけじゃなく、それぞれのカップルの行方も楽しみだね。

エマちゃん好きだから(好きそう)笑顔でいてほしい。

 

花野井くんと恋の病(新刊9巻)/森野萌

仲良し三人の中でも一人だけ一線を引いていたしばむー。

わたし自身「仲が良いからってなんでも話すわけじゃないよね」というスタンスで長年付き合っている友人たちがいるので、しばむーに対して「わかるよ~!!!」となった。

ありがたいことに友人に恵まれているので、お互いそのスタンスを責められることもなく円滑な友人関係でいられるけど、きっと理解されないことはあるよね。

そのことをきちんと話したうえで、これからもそこは変わらないと思うけど友達でいてと伝えたしばむーは間違いなくいい女になるよ…ね、穂積先生♡

 

水曜姉弟(新刊2巻)/小菊路よう

過去の読んだものログに1巻入れるの忘れてたね。

モクテルで乾杯する義姉弟が可愛いんだよ~癒される一冊。

 

アンタイトル・ブルー(新刊2巻)/夏目靫子

作者が描きたいもの、表現したい事に描写力と表現力が追い付いていないなぁと思う。

その稚拙さが主人公の苦しみに深みをもたせるのは、皮肉か幸運か。

物語がきな臭く動き出してきたので次巻も楽しみ。

 

ブルーピリオド(新刊11巻)/山口つばさ

えぐすぎ…子どもの成長って親をはじめとする周囲の環境が否応なしに作用する事を叩きつけられてきつかった。

子どもの感性が捻じ曲げられて心が死んでいく過程と、それを見守るしかできない他人の境界線。

たぶん、確実に、わたしがあの場にいても橋田君と同様に静観してた。

むしろ合作を作った橋田君は踏み込んだなぁとすら思った。

倫理的にどうだろうと生きる力のない子どもは親の所有物で、他人がどう作用しようと、結局親の影響力が一番強い。

未来ある無垢な他人の心に多大な影響を与える重責を思うと吐きそう。

世の中の親(あるいは親になりたい人)は平気なのかな、すごいな。

とはいえ、他人でも影響を与えることは十分にあるので、今一度、子どもではなく「心ある一人の人間」として接するよう自己を顧みたい。

ミーハーなのでまんまとピカソ館行きたくなった。

 

渡り鳥とカタツムリ(新刊3巻)/高津マコト

スローライフっていいかも…と唆されてしまう。

がんじがらめで逃げるのも向き合うのも上手くできなかった雲平が、旅に出るために仕事を頑張って調整して、ちゃんと旅を楽しめている姿にぐっときた。

タツムリの速度でもちゃんと動けてるよ。

 

愛を語るなら密やかに(全3巻)/おむ・ザ・ライス

あまり考えずゆるく漫画読みたいなと思っていた時に目に留まり、絵柄が可愛かったので買いました。

特筆することもない、よくある溺愛系のほのぼの少女漫画。

楽しめたけど電子じゃなきゃ買わなかったろうな、電子書籍の恐ろしさよ。

 

そうしそうあい(新刊12巻)/りべるむ

そうあいも、描きたいものと表現力が追い付いてない漫画だなと思います。

表現力というか構成力かな。行間を読む力が試される作品。

読みにくいなぁと思いながら、たちみきが大好きなので読んじゃう。

たちみき…たちみきィ…!

表紙で手繋いでる場合か!!!両片思いサイコー!!!(情緒よ)

 

まとめ的な

他にも読んだものある気がする…絶対抜けてる…まぁいいか。

kindleサブスクに返却してしまうと、Amazonアプリの端末管理に表示されないから、どうしても抜けが出ちゃうんですよねぇ。

ブラウザで見ようとしてもす~ぐアプリに飛ばされるし。

以前は読んだ後にちゃんとメモアプリに記録していたけど、最近めんどくさくて…振り返るときの手間を考えるとメモしといた方が楽は楽だから再開するかぁ。

涼しくなって、じわじわと読書量が増えているので、10月分も近いうちにあげるぞ~!

 

uso-kawa.hateblo.jp