【褒めて欲しい病】怒られて異常に凹む人はだいたいこれが原因 - かなエルオールナイトラジオ~VTuberも語りたい~ | Podcast on Spotify
オープニング
新年度の話!新生活スタートおめでとう!ございました!!(二か月前の話だから……)
大学デビューをもくろみつつ、イキって空回った新生活のスタートを切った大学生のかなえ先生。
授業と将来のスキルアップのために淡々と大学生活を過ごしていた大蔦さん。
わたしは進学に伴い上京したので、当時を振り返ればいっぱいいっぱいだった気もする。
テストやら実習やら忙しくて、いわゆる『学生らしい事』って特にしなかったな……。
サクッとオープニングからの本日のお悩み、いってみよ~。
お悩み相談
褒められたくて生きている、怒られるとメンタルをやられる。
他人の評価・感情に依存してしまう人、いますよね。
人間誰しもそういう一面はあるから、度合いの問題なんでしょうけど。
しかし行動原理が『他人に褒められるため』で、常にそれを考えてしまうのはしんどいねぇ。
かなえ先生「僕が僕の人生に価値をつけられる唯一の人間だと思っている」
かっこよ~~~そして、それは本当にそう。
わたしは、かなえ先生のこういう割り切った考え方がすごく好き。
大人になるにつれて出来て当たり前が増えていく(=褒められなくなっていく)というのも、悲しいかな、その通り。
「どうして認めてもらえないんだろう」って悩んでいる人、多い。
そもそも、褒められているのは『貴方』じゃなく、『貴方の行動』や『成果物』でしか無くて、逆も然りなのよね。
他人が評価できるのは『貴方の行動・成果物』だけ。それ以上でも以下でもない。
本来、他人が貴方という存在を否定する事も肯定する事も出来ないんだよ。
……とはいえ、人間は社会性の生き物なので、他者の目を気にしてしまうのも致し方なしなわけで。
かなえ先生が言うような、自分を肯定してあげられるサムシングを見つけられるといいよね。
一方で、他人の評価を気にして生きてきた(生きている)という大蔦さん。
『嫌われたくない』の一点で生きるのも、割り切れるようになるまで中々にしんどそう。
こういう性格特性って、おっしゃる通り生育環境が大いに関係する。
親は良かれと思ってかけてきた手や言葉が、子どもにとっては大きな負担になってたり、呪縛になってたりとかね、あるよね。
みんな誰しも子どもだったのに、なんで忘れて繰り返しちゃうんだろう。
その性格特性をプラスに転換させようって考え方が出来るところ、大蔦さんの強さだと思う。
強さというか、なんだろう、しなやかさ?
自分との対話から逃げないで、プラスに転換させるに至るって、そうそう出来ることじゃない。
性格って変えようと思ってコロコロ変えられたら苦労しないけど、そうじゃないじゃん。
だから、自分と付き合っていくうちに諦めのような割り切りのようなものが出来るようになっていくんだと思う。
そんなに頑張って抑制しなくていいと思うけど、褒められたい比重を、他人より自分の方に増やせるといいかもしれないね。
「こんなに頑張った自分って、結構すごいのかも」「意外と頑張ってるのかも」って、半信半疑みたいな評価でいいからさ、少しずつ自分を褒めていくのはどうだろう。
他人にばかり評価を求めると、すり減ってしまう一方だから。
怒られるうちが花は、ほんっとうにそう!!!
大人になればなるほど、注意してくれる人のありがたさや大切さに気付くのよね。
どうでもいい人相手には最低限の事しか言わないもの。
はっ!だから親って子どもにアレコレ口出しするの……?(伏線回収のような気付き)
重要なのは、貴方にプラスになるような怒り方・注意をしてくれる人と、貴方を否定するだけの人の違いは見極めるようにしてほしい。
後者の人からはすぐ離れて。ストレス発散に使われているだけだから。
この流れから「なんで人って怒るんですか?」という話へ。
子どもの頃から「人を叱責する時に怒りの感情をのせる必要があるのか?」という疑問を抱えていたそうで。聡い子だな。
ここで始まる、かなえ先生の『怒り』についての心理学的観点からの解説。
『怒りとは二次感情で、ある感情(不安や悲しみなど)が発生した後に生まれるものである』と。
例えも交えた解説はとても分かりやすいんだけど、なんとなく食い違っているような。
疑問の本質からずれているというか?
大蔦さんの疑問って「なぜ人は怒るのか」じゃなくて「怒った時に、なぜ暴力的な行動を選ぶのか」だと思う。
『怒り』って防衛本能だから、誰しも備わっているもので、その感情自体は悪いものではないはずなんだよね。
実際、大蔦さんも感情として『怒り』を持っているのは配信とかでも見受けられるわけで。
それを感じた時に、怒鳴ったり手をあげたりっていう、暴力的な行動で他人をコントロールしようとする人への疑問では?
こういう人たちって、たぶん間違った成功体験を積んでしまっているんだと思う。
『こうしたら状況が改善した』って。相手が傷ついたり折れたりしただけなんだけど。
そうして間違った手段で成功体験を積んでいくと、選択肢が暴力一択になってしまう。
その選択肢を正していこうって方法が、いわゆる『アンガーマネジメント』だよね。
子育てとなると、日々の積み重ねの末に爆発したって事もあるとは思いますが……。
自分の怒りを受け止めて、自分の中で処理して正しく表に出せるって、すごく大切なことだと思う。
あらゆる権利って、そういう人たちが怒りをきちんと発露させてきた結果で得たものだから。(いや、まぁ、ほとんどの場合は暴力を伴っているわけですけども……人は愚か)
話が取っ散らかってきた。笑
怒ることも、褒められたいと思うことも、感情として全然悪いことじゃないよってこと。
どちらも他者に興味がないと抱かないものだし。
思考を文字化する(日記とかに書く)って、かなえ先生がよく言うけど、わたしもこれ大賛成です。
『紙に書く』っていうのがすごく大事らしい。
思考の整理には、思考する→アウトプットするっていう順番がベストなんだって。
スマホやパソコンのタイピングって、わたしたちの思考スピードより少し早いらしくて、アウトプットの方が優先されてしまう。
一方で、手書きって言うのは必ず『思考』が先に来るから、順番が変わることなく整理できる。らしい。
なにで読んだのか忘れちゃったんだけど……少し前に流行った(今も流行ってる?)モーニングページとかもこの考え方だった気がする。
わたしも大蔦さん同様にめちゃくちゃ三日坊主なんで、習慣化できているわけじゃないんだけど、頭の中がグルグルしたときに紙に書いて可視化するとすごくすっきりする。
読み返すと自己嫌悪でしんどくなることもあるから、最初はとりあえず書くだけ。
嘘みたいだけど、頭の中を紙に移すだけで、楽になることってあるよ。
相談者さんがすり減りすぎない人生を生きられるようになるといいね。
エンディング
実家に帰ってきたかのような温かさを感じた方は、番組のフォロー、拡散などよろしくお願いいたします。
お悩み相談はこちらの投稿フォームから。
おわり
怒りについての話もあって、いつもと違う面白さだった。
そういう話が好きすぎて、ボリュームが偏り過ぎていてしまった自覚はある。
そうそう、『怒り』に対する考え方で好きなのがあって、それがこちら。
人間の感情自体に是非はなくて、問題はどう発露させるかだと思うのよね。
どの選択を選ぶのか・なぜその選択を選んだのかって、自分を知らないと分からない。
自分を思うように他者を思い、他者を労わるように自分を労われる人で在りたいものです。