教育ってやっぱり、親と地域の資本力がダイレクトに響くよね。
寂れたド田舎の超一般家庭(貧困ではないが裕福でもない)出身のわたしが混ざって語るよ!
田舎コンプを抱えた自語りブログになってしまった自覚はある。
オープニング
突然ですが、受験シーズン突入ということで受験の話から。
過去に何度受験したことがありますか?
かなえ先生:中学、高校、大学。公務員試験も入れたら計四回くらい?
大蔦さん:中学と大学。(中学受験の際に複数校受験)
わたし:ちゃんとした受験は高校のみ。専門は推薦。あと、国試。
中学受験の話……教育資本の地域格差を!感じる!!(仕方ない)
わたしは、共通テストのシステムをいまだに理解していないレベルです。
大学もない(県内にはある)寂れた田舎出身なのでね、中学受験という概念がまずないんですよね。
中学・高校も公立しかないしなぁ。複数あるだけマシ。
これで教育格差がないと言われても「いや、いや、いや~~~????」って思っちゃうよね。
受験を語れるほど経験があるって、それだけで格差だもんな。
ひがみとかじゃなく、現実として、「選べるほど選択肢がある環境」を知らない。
インフル罹患者って別室受験とかじゃないんだ?!
推奨はされない、よね?
でも、みんな公言していないだけで、体調より受験を優先している人は多そう。
人によっては人生かかってるわけだし。わたしも同じ立場だったら行ってしまう気がする。
国家公務員の試験……難易度もさることながら、試験範囲がえぐそう。
公務員って在職中の就活して良いんだっけ?
ダメってことはないか。規定が厳しいだけかな?
どんなに労力をかけても、その先の人生がどうなるかなんて分かんないよねぇ。
でも、かなえ先生の話聞いてると、かけた労力分なにかしら身にはなるから、やっぱ頑張るべき時は頑張った方がいいなって思った。
その労力を無駄にしてしまうかどうかは、本人次第なのよね。
そんな経歴破天荒なかなえ先生と大蔦さんがお答えする今回のお悩み。
今回は二本立てだよ、いってみよ~。
お悩み相談①
相談者さんすごいな。
理由があって高校やめて大学受験のために勉強中って、自分で高卒認定取って大学受けるってことだよね?
自分の人生を選択しててすごい、開拓力ある。
受験期のメンタルの保ち方、これはすごく大事だし、人それぞれありそう。
大蔦さんのメンタルの保ち方、保ててるかは別としてかわいい。笑
ルーティンだったりジンクスみたいなのって、自分を落ち着かせるために持っているといいですよね。試験当日もできる事だとなお良い。
仮面浪人や海外に行けばいいやって、都会的だし教育資本が充実したご家庭の発想だ……今でこそ、そういう選択をしても親は応援してくれただろうなって思うけど、当時はそんな発想すらなかったなぁ。
受験後の視野の切替は大事。
受験とか就活って「これがダメだったら自分の人生全部終わりだ」ってレベルで視野狭窄になりがちな人いるもんね。
原因として、周りからの圧力や環境もあるんだろうけど。
かなえ先生の受験対策
- 実際の試験と同じスケジュールで勉強する
- 受験会場に行ってみる
これと全く同じことを、わたしは国試受験の時にしていました。
わたしの唯一のちゃんとした受験経験は、管理栄養士の国家試験です。
そこまで合格率が低い試験じゃないんだけど、わたしはちゃんと勉強しないと絶対受からない自信があったので、過去一勉強しました。
卒業してから5年経ってたし、がっつり栄養士業務じゃなかったし、既卒の合格率低いし……(などなど、自分を奮い立たせた言い訳の数々)
元々勉強はしていたけど、試験日から逆算して三か月前からは過去問中心に勉強していました。
このくらいの時期から、かなえ先生と同じ方法をやってた。
試験と同じ時間に起きて、ご飯を食べて、タイマーをセットして試験と同じ時間で解く。
お昼休憩も同じ時間で取って、午後の分の問題を解く。
終わって一息ついたら自己採点して、ミスや解けなかったところを振り返る。
夜はちゃんと寝る。これを三か月続けました。
試験の二週間前には、同じ曜日、時間、ルートを使って試験会場の下見に行った。
ルーティン化していくと、問題の流れに合わせて頭が切り替わるようになる。
これは本当。時間配分も体感で覚えてくるし。
模試も何度か受けたけど、いつも合格ライン(6割)ギリギリをさまよっていました。
集中講座でお世話になった先生に聞いたら、簡単にして手応え感じられても困るから、模試は大体難易度が高く作られているらしい。
実際の試験では自己採点で8割超えてたから、本当に難しく作られてたんだと思う。全ての模試がそうかは知らないけど。
ただ、受験まで日がある(今二年生ってことは来年度受験よね?)から、三か月くらいで区切って目標を決めてみるのもいいかも。
判定を上げる!って漠然とした目標じゃなく、この期間でまずここまで出来るようにする、みたいな。
あくまでも大学合格が目的で、勉強はそのための手段だし、模試は手段の中にあるハードルに過ぎないから。目的が達成できるなら、すっ飛ばしても良い物だからね。
固執しすぎて、手段が目的になっちゃだめだよ。
行ける範囲なら、大学のキャンパス内で勉強するのもモチベ保つのに良いと思う。
かなえ先生が言うように、最後はメンタルっていうのも本当。
その日までの努力を自信として自分の支えに変換できるかは、メンタルによる。
受験するのは相談者さんだから、手放しに「大丈夫だよ」とは言えないですけど、目指すものがはっきり見えているときはね、頑張った方がいいですよ。
わたしはただのリスナーだけど、結果がどうであれ、報告を聞けたら嬉しいな。
お悩み相談②
かなえ先生の進路決めの話、大好き。
男子大学生らしくてしっかりオチもついてて、何度聞いてもおもろい、ほんとに好きwww
聞いてる大蔦さんがニヤニヤしてる気配を感じて、一緒にニヤニヤしちゃった。
でも、そもそもなんで刑事政策や犯罪について学ぼうと思ったんだろう。
その辺の話ってどこか配信や著書でしてたっけ?
目指す資格をシフトチェンジした話は著書で読んだと思うけども。
さて、相談本編へ。
学ぶことが好きって明言できるの、素敵なことだよね。
学ぶこと全般が好きなのかな。『興味のあること』を学ぶことが好きなのかな。
前者でも後者でも、かなえ先生が言うように自己研鑽できるかを考えて選べば、どこでも活躍できそうな気がする。
学習意欲が高いって強いから。
進学か就職か悩むときって、ロールモデルの有無が大きいと思うんですよね。
同じような専攻で院に進んだ先輩の進路はどうなんだろう。
自分の将来と重ねてみて、ピンとくる人がいないのかな。
いたとしても、金銭面と進路を天秤にかけなきゃいけないのはしんどいよねぇ。
一人暮らしなのか、実家にはどこまで頼れるのかも大きいと思うけど、安易に「進学しなよ!」とは言えない、な……。
わたしも、「学べるなら学んだ方がいい」って言いたい気持ちはあるんだけど、あるんだけど!
奨学金の返済が不安ってことは、おそらく貸与型ですよね。
わたしも、第二種奨学金をもらいながら進学をしました。
少額だったし二年制の専門学校だったから、総額も月の返済額も大きくなかったけど、借金があることに変わりはないし、完済するまで不安だった。
返済途中で仕事辞めて転職もしたし。(無事完済しました!)
うっかり口座に入れ忘れて引き落とせないと、すぐ電話かかってくるしね~。
一般的に大学院行ってからも借りるとなると、月額の貸与額5万からだっけ?
う~ん……好きなことを学び続けてほしいけど、借金を背負うのも返すのも相談者さんだからなぁ。
大蔦さんが言うように、一度就職→再度大学に行って学び直すっていうのも、進路選択としては確かにありだけど……。
奨学金を返済しながら生活回しつつ貯金して、それとは別に再度大学に行くための学費やその間の生活費を貯めるって、現実的に考えて相当大変だと思う。
実家暮らしや、収入に余裕がある職が見込めるならできそうだけど。
奨学金に関しては月の返済額が分かるはずだから、シミュレーションしてみるといいかも。
具体的なイメージが分からないまま悩んでも、たぶんグルグルして終わるだろうし。
就職した場合と、進学した場合、総額と返済年数が変わるよね。
その金額に対しての不安と、可能な就職先と、学びたい気持ち。
天秤にかけるのは、学ぶのが好きという相談者さんには本当に酷なことだと思う。
けど、貴方の人生に関わる大事なことだから、嫌になるけど考えてみて。
ドイツ文学って、具体的にどんなことを学んで、どんな仕事に就くんだろう。
漠然と浮かぶのは翻訳者のお仕事とか?安直すぎるか。
ドイツ文学について明るくないのだけど、ドイツ語圏って文学大国なイメージがあるから学びがいありそう。
わたしがグリム童話やゲーテやヘッセやミヒャエル・エンデに触れられたのは、相談者さんみたいに、ドイツ文学に興味をもって学んだ人たちがいたからなのかな。
もしそうなら、本に救われてきたわたしとしては、そんな素晴らしい仕事を生み出している学問には感謝しかない。
全てのお悩みがそうだけど、決めるのは相談者さんだから、自分が幸せになれる道を選んでほしい。
エンディング
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おわり
なっが~~~ここまで読んでくれた人、本当にありがとう。
素人の乱文すぎる文章なんて~2000文字くらいがちょうどいいなと思って書いているのに……ほぼ倍書いてる。
田舎コンプにおわせブログになっちゃったけど、家族は大好きだし、地元にそれなりの愛着はあります。帰る気はないけど。
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