誰でもない、君に幸あれ

レオくんのことを考えいた。考えている。

考えれば考えるほど、優しくて言葉が足りなくて嫌う事に慣れていない彼が愛しくなる。

レオくんの事をひたすら書いていたらチェックメイトの話ばかりになってしまったので、返礼祭が終わって落ち着いたらそちらはまた改めて投稿しようと思う。

…はたして落ち着くんだろうか。

以下、個人の見解とひたすらレオくんへの思いの丈が綴られたものなので、ご注意頂きたい。

 

今回の返礼祭…というか、あんさんぶるスターズ!というゲームを通してわたしが一貫して願っている事がある。

「月永レオの幸せ」 ただそれだけだ。

沢山の悪意に晒されて、「誰かが求める月永レオ」になることで自分を守ったレオくんが、誰かじゃない自分で決めた「月永レオ」として生きる道を選んでほしいと思う。

 

あんスタに数あるストーリーの中で、それぞれお気に入りのストーリーがあると思うが、わたしは昨年のスカウトとして公開されたブルーフィラメントが大好きだ。

話の中で宙くんがレオくんの色を「月から見える地球みたい」と言ったのが本当に、ものすごくうれしくて。

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あぁ、レオくんの世界はまだ輝いているんだなぁって。

どんなに裏切られても愛することをやめられない人なんだなぁって。

遅くなんてないから、どうかレオくんの毎日がこんなバカみたいな幸せに溢れてほしいと、ストーリーを読みながら泣いた。

 レオくんは自分の意見や心情をあまり吐露しない人だ。

ノローグが少ないというか、演説めいたセリフは多いけれど、そこから彼の真意を掴むのが難しいというか…

それはきっとレオくん自身が「分からない」のだ。

「Knightsの王さま」として帰ってきた彼は、ずっと「周りが求める月永レオ」を演じ続けている。

自分を守るために、壊れた鎧を拾い上げてつなぎ直して、つぎはぎだらけのそれに身を包んで「裸の王さまだ!」と卑下して。

そうやって武装しているレオくんに、泉くんと凛月くんは違和感と痛々しさと罪悪感を抱え、嵐ちゃんは「演じている事」に気付いていながらも踏み込むことに躊躇して。

 

嵐ちゃんとレオくんと言えば、スタフェスの時の距離の縮め方が不器用すぎて笑ってしまった。

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ずっと作曲ばかりで人付き合いに無頓着そうなレオくんがちゃんと向き合ったのが泉くんだったからか、普通の距離の縮め方が分からず、でも失いたくないからこうなってしまったのかなと思って、笑った後、少し胸が痛くなった。

レオくんの親友と言えばママだけど、二人は天賦の才をもった者同士通じるところがあるみたいだからまた違うだろうし。

 

話を戻す。

三人がレオくんに対してなんらかの壁を感じている中、気にも留めずに突進していったのが司くんだ。

腫れもの扱いせず、天才と過剰にはやし立てる事もせず、相手が先輩だろうとリーダーだろうとダメなものはダメと言う。

つぎはぎだらけの鎧をはぎ取って、これを着ろ!とあったかいマントを用意して。

そうやって確固たる信念をもってぶつかってくる司くんは、コンチェルトで葬送したかつての「月永レオ」なのかもしれない。

 どん底の地面をがりがり掘ってたら新しい世界が開けた」って、「そこで生きていくつもり」とレオくんは言った。彼は再起すると言ったあの日からずっとそこにいて、求められているのは自分ではなく「Knightsの王さま」だと思ってる。

あの日に葬送した「月永レオ」に価値はないと思っているから。

でも、人ってそんなに簡単に死んだりしない。

レオくんだってちゃんと生きて帰ってきた。

葬送したからって、今のレオくんが空っぽになったんじゃない。

だって、レオくんの世界はまだまだきれいなんだ。

「月から見える地球みたい」に、暗くて何もないと思われていた宇宙で生まれた、奇跡の星の輝きに溢れている。

 

誰でもない「月永レオ」として、泣いて怒って笑って、大好きな歌を大好きな人たちの為に、好きな人たちと奏でられる。

そんな未来が待っているといいな。

いや、やっぱりレオくんが幸せならなんでもいいや。

 

 

 

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