2020年にやりたい事の一つとして「厄除け」を入れており、1月末にさっそく人生初の厄除けに行ってきました!
疑問だったことや簡単な流れを書き留めておきます。
本日のラインナップはこちら。
厄除けとは
そもそも厄除けとは何でしょう。
邪気や災厄が寄ってこないように祈願・祈祷をしてもらうことを指します。
悪いこと、災いが近寄ってこないように行う予防的な意味を持っているのが特徴と言えるでしょう。
因みに
◇厄落とし
自分で厄を作り出すことでそれ以上の災いが降りかからないようにする。
大切にしてきたものや身に着けているものをわざと落としたりすることも。
◇厄払い
良くないことをもたらすものを払うために祈願・祈祷を受けること。
すでに振りかかっている厄を払ったり、家や新車等を購入した際の安全祈願など。
本来はこのような違いがあるそうです。へ~!(無知)
近年ではそれぞれの言葉とその意味の境界線が曖昧になってはいるものの、祈願祈祷をすることに変わりはないため混同されていても支障がないようです。
また、
神社=厄を払う(祓う)「厄払い」
お寺=厄から逃げる「厄除け」
【厄除け・厄払い】お祓いはいつ?正しい服装と作法、男と女の本厄と前厄・後厄 - 店通-TENTSU- 「お店が主役」の飲食業界情報メディア より引用
という分類になるそうですよ。面白いですね。
いつやるの?
一般的には「厄年」と呼ばれる年齢を含む前後に行く方が多いようです。
が、特に年齢の制約があるわけではないので、習慣で毎年行ってるという方もいるのではないでしょうか。
時期としては年明けから立春までに済ませるのがいいんだとか。
一年の安寧を願うなら年明けに行くのが気持ち的にもいいですよね~。
行ってみたよ
百聞は一見に如かずということで、厄除けに行ってきました!
今回厄除けをお願いしたのは厄除けで有名な西新井大師です。
選んだ理由としては
・予約不要で毎日開催している
・ネームバリュー
・駅から近い
理由が不純すぎてなんだか申し訳ない…。
もっと詳しい方ならご自身との相性や方角とかも気にするのかな?
お寺や神社は相性があると耳にするものの、その辺の感性はめちゃくちゃ鈍いので、不純かつ合理的な理由で選びました。
さすが厄除けで有名なお寺だけあり、HPの案内がとても親切です。
厄除けは「お護摩祈願」の一つです。
毎日開催してはいますが、日によって開催時間が多少違います。
事前予約は出来ず、当日現地に行って申込みなので時間は事前に確認しておきましょう。
流れ
概ね上記のHPに記載の通りです。
①「受付所」にある「お護摩申込用紙」に必要事項を記入
②「お護摩申込用紙」と祈願料(後述)を受付に提出
③受付の方が内容を確認の後、参加時間を告げられます。
④本堂内でお護摩を受ける(20分~30分程度)
⑤お護摩札受け渡し所で自分の名前が記入されたお護摩札を受け取る
⑥終了
祈願料について
納める金額に応じて頂けるお札が変わります。
それぞれの神社やお寺のHPに詳細があるかと思いますので、ご祈祷を受ける予定の神社・お寺の祈願料を確認しておきましょう。
西新井大師は写真付きで案内がありました。さすが。
熨斗袋に入れた方がいい?
色々調べたんですが「それぞれの神社・お寺でルールが違うらしい」というのが結論です。
「熨斗袋は慶弔時に使いものだから祈願料には不要」という意見もあれば、「御祈願をお願いするのだから入れるのがマナー」という意見もありました。
悩みに悩んで、白い封筒に「初穂料」と書き、裏面に氏名、住所、金額を記入し封をせずに持っていきました。
「初穂料 書き方」などで検索すると参考画像付きで出てきます。
西新井大師はお護摩祈願に訪れる方が多く受付も混雑していたので、白い封筒に封をせず行ったのは正解だったように思います。
熨斗袋を開けて、うち袋を開けて…というのは、丁寧ですが受付の方に対しては優しくないかなぁと。
マナーというのは相手を慮り気遣うことが大切なので、混雑が予想される場所では丁寧さより効率を優先するのも一つの優しさだと思うので、わたしは白封筒に封をせず行って良かったなと思っています。
余談ですが
「神様にお供えする金銭」=「初穂料」
「神職の方への謝礼」=「祈願料」
神様へ別途お供え物がない場合、封筒に書くのは「初穂料」になるようです。
注意点
ここからは実際行ってみて分かった注意点です。
場所取り
当然ながら、本堂は土足厳禁です。
西新井大師の本堂は床暖房が入っており、足元がほんのり暖かかったです。
が、両サイドに出入り口があるのでそちらに近い方はかなり寒いです。
また、一回当たりかなりの人数がお護摩祈願を受けるので、前後左右の人とのスペースがかなり密集します。
入りきらず立ったままお護摩祈願を受けている方もいました。
座りたいという方は早め(20分前)には本堂へ行くことをおすすめします。
また、膝が悪い方は最後列や端の方だと足を崩しやすいかと。
お護摩札の持ち帰り
ご祈祷を受けた後、自身の名前が記載されたお護摩札をいただくんですが、こちらを入れる紙袋はくれるものの手提げはありません。
小さな鞄で行かれる際は別途お護摩札用の鞄や袋を持っていくことをおすすめします。
お護摩札の大きさは祈願料のページに掲載されています。
一応ショッパーをもって行ったんですが、お護摩札の大きさを事前に確認していなかったため上手く収まらず…100均一などで売っているワインボトル用の紙袋を持っていけばよかったなぁと思いました。
★まとめ的な
「厄除けに行こう!」となって気になったこと、実際に行ってみて気付いたことはこれくらいかなぁ。
毎年行かれる方には当たり前の事ばかりかもしれませんが、寺社仏閣に縁がないもので…。
基本的に運がよく毎日ハッピー(だと思って生きている女)なので「厄除けに行って最強になっちゃったナ~!!!」と言いながら飲みに行きました。(ハッピーなバカ)
とはいえ、過信はせず、倹しく謙虚さと誠実さをもって過ごそうと思います!
皆様もハッピーな一年を過ごしましょうね~!