読もうと思ったときが読み時

生徒諸君!教師編で、主人公の北城尚子が担任を務めるクラスで、読書が好きな子が言っていたセリフがあって。

『この世には膨大な数の本がある。死ぬまでにそれをすべて読み切れないことが悔しい』

言い回しは全然違うかもしれないけど、意図はあってる、はず。

 

過去にも現在にも未来にも、数えきれないほどの本が存在し続ける。

最高の一冊に出会えない可能性だってある。むしろその確率の方が高い。

もう出会ってたとしても、それを超える一冊があるかもしれない。

同率一位なんて、なんぼあっても良いですからね。

出会う確率を上げるためには、積読を増やし、消化するペースを上げること。一冊でも多くの本を読むこと。これに尽きる。

分かってはいるんですよ。理屈はわかる。

理屈がわかっても行動が伴わない所が、人間の愛しく愚かなところなのです。(誰)

読みたい本を塔のごとく積みながらTwitterを眺めてしまうんだよ。それがわたしという人間なんだ…自己理解ができてて偉いね。

わたしは電子書籍派なので、購入書籍がずらりと並んで、塔というより壁紙みたいになってる。

積読とは別に「読みたいリスト」って名前を付けた欲しいものリストを非公開作成しているんだけど、実のところ、「これ読みたいな~」って選定してる時が一番楽しい説ない?

「自分にはこれだけ選択肢があるんだ」という充足感というか。

目的行為を達成する直前が一番幸福度が高いって、中野信子先生も仰ってました。

まぁ、最近は選択肢多すぎて選択疲れしてるけど。

選択のパラドックスってやつ…人間ってそいうとこある。贅沢。

 

個人的に、「読みたい」と「読もう」って、また別の感情なんですよね。

「読みたい」は選択肢の一つにある状態で、「読もう」はもう手に取ってページを開いているイメージ。

精神的にも物理的にも、読みたくても読めない時ってあるし。

つまり、わたしにとって「読もう」と思った時がいちばんの読み時だと思うわけです。

かっこよく言うなら、読むべき時は本が教えてくれるのよ。

 

己の思考発表会で終わるのはブログとして正しいあり方の一つだけど、せっかくなのできちんとお題に則ったことを記しておきましょう。

 

読んでいる本

 

読もうと思っている本

 

今週のお題読みたい本

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